高血圧が気になる方の 食生活のポイント
高血圧が気になる方の食事では、減塩がキーポイントです。1日の食塩取量を10g未満(農林水産省:食生活指針)に抑えるよう心がけましょう。
高血圧症の方は、かかりつけの医師に食塩摂取量をご相談ください。
次に、肥満解消のためにもエネルギーのとりすぎに気をつけることと、運動を心がけることが大切です。
食生活 2つのポイント
- 減塩を心がけましょう
塩分のとりすぎは血圧を上げる大きな要因です。塩分の多い食品や調味料を控えるだけでは味気ない食事になりがちですが、調理や献立の工夫次第でじゅうぶんに美味しく食事をとることができます。
<減塩の心構え 7か条>
塩分を減らすテクニック(調理の工夫)
食材の選びかたや味付けを工夫することで、もの足りなさを感じることなく減塩することができます。例えばだしや香味野菜、スパイスなどの香りをいかしたり、うま味や酸味などを利用することで無理なく減塩できます。塩分を減らすテクニック(食卓での工夫)
食卓などいつも手の届く場所にしょうゆやソース、塩などの調味料があると、ついつい使ってしまいがちです。必要なとき以外は食卓に置かないように心がけるだけでも塩分のとりすぎを予防できます。また、刺身や焼き魚などに直接しょうゆをかけると、自分で上手く量を調節することができません。小皿にとって必要な量だけをつけて食べることも減塩につながります。 - エネルギーを摂りすぎないようにしましょう
肥満は血圧の上昇にも影響します。肥満傾向の人は肥満症の食生活のページを参考に、食べすぎや嗜好品のとりすぎに気をつけ、標準体重を目標に減量しましょう。
