心拍数はなぜ増えるのでしょうか?
例えば、運動や家事、あるいはストレスや興奮などで心拍数は増えます。これは、心臓を一生懸命働かせて、身体が必要としている酸素を全身に送り届けようとするからです。身体に酸素がたくさん必要になると、「カテコールアミン」という物質が心臓に働き心拍数を増加させ、安静にしていると元に戻ります。
精神的なストレスがかかっているとカテコールアミンの分泌が持続し、心拍数は減らないまま、心臓に負担がかかり続けます。
また、動脈硬化などの血管トラブルが原因となって酸素が身体のすみずみまで十分届かないようなときにも心拍数は増えてしまいます。