心拍数と寿命は関係があります
心臓はポンプとして全身に血液を送り出しています。心臓が「ドクン」と動く回数を「心拍数」といいます。ところでこの心拍数、一生の間に打つ回数を数えてみると、哺乳類ではどんな動物もほぼ同じだってご存知ですか? 一般的に体が大きい(体重が重い)動物ほど1分間の心拍数が少なく長生きで、それと反比例するように、体が小さい(体重が軽い)動物ほど心拍数が多く、寿命が短い。動物の世界にはこのような、心拍数と寿命の間に一定の法則があります。つまり心拍数が少ないほど長生きできるというわけ。ちょっと驚きですよね?!
※心拍数と寿命の相関関係は、必ずしもすべての方に有効とは限りません。
図 1

哺乳類では、その動物の種類によらず一生の心拍数は一定で、おおよそ20~25億回と導き出されています。
図 2

寿命は心拍数に反比例する、つまり心拍数が少ないほど長生きするということがわかります。