安全性を考え、製造を管理したアガリクス
姫マツタケは、ヒメマツタケ(岩出101株)を原料に使用しています。
キノコは種類が同じでも、栽培方法や生産地が異なると味や成分も異なります。
お電話もしくはケミファオンラインショッピングでご購入いただけます。
アガリクス茸ってなぁに?
「アガリクス茸」などといろいろな呼ばれ方をしている「アガリクス」。
学名がアガリクス・ブラゼイ・ムリル、和名はヒメマツタケが正しい名称であり、1987年に保育社から発刊された『原色日本新菌類図鑑(Ⅰ)』(150~151ページ)にも収載されています。
商品の中には「アガリクス茸」と記載されているものがあります。
「アガリクス茸」とは、「アガリクス」と同様に、キノコの分類ではハラタケ属の総称のことを言いますので、特定のキノコを使用し商品化しているものではない可能性もあります。
「アガリクス」と呼ばれるハラタケ属のキノコは世界で200種類以上、日本でも30種類以上存在します。
普段よく口にしているマッシュルームもハラタケ属に分類されます。
このため、アガリクスで迷われたらどのようなキノコを原料に使用しているのか確認することが選び方のポイントとなります。
アガリクスの中のヒメマツタケ(岩出101株)
野菜などを食べて、同じ品種なのに産地が変わると見た目はもちろんのこと、味も香りも違うという経験をされたことはありませんか?
これはアガリクスひいては、その中の一種であるヒメマツタケについても同じことが言えます。
キノコも生育環境や産地により食品成分までが大きく異なってきます。
そして、様々な研究を行う場合にも成分の違いは研究結果に著しく影響を与えてしまいます。
また、成分を安定させる上で品種や菌株を特定するということはとても重要です。
わたしたちには、このことを踏まえて、アガリクスを調査・研究し、ヒメマツタケ(岩出101株)に注目しました。
ヒメマツタケ(岩出101株)は、長年にわたり株式会社岩出菌学研究所(三重県)をはじめ多くの研究機関で研究を積み重ねられた上に、安定した菌株の栽培方法も確立しています。
ヒメマツタケ(岩出101株)はどのように作られているのでしょうか?
キノコには子実体(普段食している部分)と菌糸体(根の部分)により栽培方法が異なってきます。
ヒメマツタケの栽培方法
一般的にキノコは、露地栽培か屋内栽培で育てられています。
日本ケミファがお届けする姫マツタケは、南米パラグアイで自然の恵みをいっぱいに受けながら人の手と時間を掛けて露地栽培されています。
パラグアイでは、独立行政法人国際協力機構(JICA)の援助を受けて機関を立ち上げ、技術スタッフを日本から派遣し、国産と同じ規格で品質管理を行っています。
自社の農地で堆肥の原料を栽培し、3週間かけて発酵処理をさせた堆肥を殺菌熟成し1ヶ月間かけて種菌を育成した後、畑に移植して更に成長させます。
もちろん、畑では無農薬栽培を行い、一度栽培した畑は7年間休耕させて土地の栄養分を回復するなど徹底した管理の下に生産しています。
菌糸体・子実体の特徴
ヒメマツタケ(岩出101株)の子実体
子実体の成分には、β-(1→6)Dグルカンをはじめとする数種類の多糖体が含まれています。
長年の研究の末、細胞壁を破砕せず多糖体を取り出し微粉末にする独自の製造方法で、製品化をしています。
ヒメマツタケ(岩出101株)の菌糸体
ヒメマツタケ( 岩出101株)菌糸体には、子実体にはない成分のグルコマンナン多糖体が含まれています。
ISO9001:2008認証工場で液体培養したヒメマツタケ(岩出101株)菌糸体を原料として、顆粒化しています。
ISO9001認証工場での生産
日本ケミファの姫マツタケは、ISO9001:2008認証工場で生産しています。
ISO9001は、製品やサービスの品質保証を通じて、顧客満足向上と品質マネジメントシステムの継続的な改善を実現する国際規格です。
お召し上がり方
1日に2.5gを2~4包を目安に、水かお湯でそのままお召し上がりいただくか、コップ等に入れ、ぬるま湯で溶かしてお召し上がりください。
栄養成分表示